佐藤真由美「恋する歌音」に心ときめく。

若手の歌人、佐藤真由美さんが書いた
古今の名歌をテーマにしたエッセイ集のことを
3月最後の話題にしましょう。

「恋する歌音(カノン)
~こころに効く恋愛短歌50~」


短歌というとなく古めかしいもの、
堅苦しいもの…というイメージを
持っている人もいるかもしれないけれど
なかなかどうして短い歌の中に
ぎゅっと凝縮されたその世界は
ハッとするほど情熱的で
核心をついていて魅力的です。
(でも私には作れないけど…)

50の短歌の中から
sallyが特に心に残ったものをいくつか。

君かへす朝の舗石さくさくと
雪よ林檎の香のごとくふれ
         -北原白秋「桐の花」


 白秋が隣家の人妻、松下俊子と
 恋に落ち、 姦通罪に問われて獄中に
 いたときに 発表された歌。
 道ならぬ恋でありながら、その責は
 すべて自分が負い、愛するひとを
 真っ白なイメージの中においている。
 事の是非はさておき、胸にしみます。

観覧車回れよ回れ想ひ出は
君には一日(ひとひ)我には一生(ひとよ)
         -栗木京子「水惑星」


 解説はいらないでしょう。
 君と我、さてどちらが幸せ?

うぬぼれていいよ わたしが踵まで
やわらかいのは あなたのためと
         -佐藤真由美


 このエッセイの作者の歌。
 女心の核心をついていて見事!

…この本の帯の言葉がいいんですね。
作家の長島有さんの言葉。
「女性だけでなく多くの男性に
単純に薦めたい。恋人や妻の気持ちが
分かるからではない。
自分の気持ちが深まるからだ。」

どうです?
あなたも読んでみませんか?

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山口由起子さんのイラストと
「grass dsign」が手がけた本のデザインも
とても素敵です

宮沢賢治に捧げるお豆腐

日本一周Blogの旅をしているメーテルさん、
今夜は花巻温泉に泊まるのだとか。
あの「銀河鉄道の夜」を書いた
宮沢賢治ゆかりの地ですね。
『銀河鉄道』つながりで
メーテルさんにとっても、きっと思い入れのある場所のはず…
まだ創業から日が浅いのに、人気を集めている「佳松園」のことももっと知りたいですね。

そんな岩手産の大豆と
岩手山奥羽山脈系の伏流水だけで仕上げたという
自慢のお豆腐を見つけました。
その名も「拝啓、賢治先生」
泣かせるネーミングじゃありませんか!

お豆腐や豆乳、ゆばなどがセットになっていて
イソフラボンもたっぷり。
体によくておいしくて
なんだか心温まるお土産になりそうです。

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魂のワンスプーン

深夜のグルメ番組「魂のワンスプーン」、
終わってしまって残念!
たった一匙の中に凝縮された
料理人たちの入魂のメニューの数々…
まさに『魂』のワンスプーン。
ネーミングが巧いですねぇ。

昨日(正確には今日だけど)の最終回も
見ごたえがあっておもしろかったですね。

最後に服部先生が驚いていた
「あわあわと口に中に消えていく」
あの一匙、どんな味だったんでしょう?
世界の巨匠のアイデアは何だか
化学の実験のようでもありました。

そんな「魂のワンスプーン」を企画した
すずきBさんという方が出したのが
「業界人がススめる魂のレストラン」という本。
究極のうまい店ベスト37というのが
帯の文句だけど、
六本木、赤坂、銀座、麻布十番…
さすが「業界人」がすすめる店だけあって
華やかな場所ばかり。

うまいけど、高い?
毎日食べるにはヘビーだけど
記念日にはいい?

いずれにしてもチェックしておきたいことは確かです。
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